おはようございます。じぃーです。
本日は「ブロックチェーンによって手数料ビジネスは終焉を迎える」というテーマで書いてみたいと思います。
分散化する社会
最近、仮想通貨がものすごい盛り上がりを見せていますが、その一つの要因として「分散化」が挙げられます。
Uberやメルカリ、エアビーなどは「分散化」を象徴するシェアリングエコノミーの走りとして象徴的です。
Uberは車も持ってなければ専属ドライバーも雇っていません。
ただ、「タクシードライバー」と「乗りたい人」をうまくデータを使ってマッチングした一例で時価総額6兆円の企業となりました。
また、メルカリはブックオフなどに代表される「中古屋さん」といった仲介屋さんをすっ飛ばして、直接個人間でやりとりできる「仕組み」を作りました。これは中古販売の分散化と言えるでしょう。
また、AirBnBは余っている部屋や家などを宿として利用できるようにできる仕組みを作りました。これも宿泊サービスの分散化といえるでしょう。
これらは、全て個人が既に持っているものを「シェアする」ことにつながるため、シェアリングエコノミーと呼ばれています。
シェアエコによって幾つかの権利が分散化して個人がより稼げるようになりましたが、
セキュリティや信用の観点で「管理」する主体が必要でした。
そのため、
メルカリのシステムはメルカリが、
エアビーのシステムはエアビーが「管理」しています。
つまり「管理」の権利は全てメルカリやエアビー、Uberが持っており、
その管理を個人の代わりにやっているため、手数料として利益がでます。
小さな手数料ビジネスで時価総額6兆円になったUberを考えると、手数料はバカになりませんね。
しかし、ブロックチェーンによって分散化の流れがさらに加速します。
ブロックチェーンは、管理する主体が存在しません。
サービスの参加者みんな、もしくはプログラムが自律的に管理を行います。
なので、ウーバーやメルカリ、エアビーといった管理主体は不要となり、
個人が手数料として抜かれる金額が限りなくゼロに近づくのです。
こういった事例が各業界でものすごくたくさんあるので、
仮想通貨をはじめとしたブロックチェーンビジネスの盛り上がりとなっています。
これからブロックチェーンによる革命がゴロゴロ起こってきます。
分散化してさらに個人が強くなる社会が楽しみです。
それでは本日はこの辺で。
本日も素敵な一日を!