こんにちは、じぃーです。
それでは行ってみましょう!
長くなる寿命と期待されるアンチエイジングテクノロジー
最近読んだ本にこんなことが書かれていました。[1]
・近年、寿命はどんどん伸びている。
・旧石器時代から産業革命が起こるまでは平均寿命は約30年だった。
・20世紀に入って抗生物質ができ、公衆衛生の改善や清潔な水の普及で1950年の平均寿命は48歳になった。
・さらに、2014年には72歳まで伸びた。
正直、とても驚きました。
日本では特に寿命が長く、80歳の高齢者がいるのは当たり前に感じていましたが、つい50年くらい前では50歳くらいが平均寿命だったと・・・
そして、今後はAIやクラウド、ゲノム系のテクノロジーなど、様々なテクノロジーがかけ合わさり、この流れはさらに加速すると言われています。
そのため、世界中で注目を浴びているアンチエイジングテクノロジーですが、なんと2025年までに年平均成長率28%の速度で6100億ドル (61兆円) の市場を形成すると言われてもいるそうです。[2]
とんでもない成長市場です。
アンチテクノロジー関連の会社
さて、そんなアンチテクノロジーの研究開発を行う会社について書いていきたいと思います。
・Unity Biotechnologies
アメリカのバイオテック企業で、Amazonの創設者のジェフ・ベゾスや、PayPalのピーターティールも出資しているスタートアップ企業です。
老化細胞を識別し、排除する方法を開発しており、マウスでは定期的な治療によって生存期間が35%伸び、健康状態は大きく改善したそうです。
白内障や、活動量、腎機能障害等の老化症状は完全に回避、もしくは大幅に開始を送らせることができたとのこと。
まだマウスの段階ですが、将来は人にも有効なテクノロジーになるかもしれません。
ユニティ・バイオテクノロジーズは2018年に上場済で、株式投資をすることができます。
近いうちに私も投資をしてみようと思います!
・Calico(Google)
Googleを持つAlphabet傘下のバイオテック企業です。
Googleのムーンショット事業「Google X」の事業で、スピンオフしたみたいですね。
「人々がより長く、健康的な生活を送るための方法を発見する」ことをミッションに掲げています。
研究内容は明かしていないようですが、今後も動向をチェックしたい会社です。
とりあえず、Alphabetの株は買おうかな。
・サミュームド
時価総額120億ドル!のアメリカ、サンディエゴのユニコーン企業。
2021年4月時点でアメリカのユニコーン企業の時価総額ランキングで11位にランクしています。[3]
強みはWnt (ウィント) シグナリング経路という研究で、様々な疾患に関連するタンパク質ネットワークを適正化するような研究です。
以下は、重大な成果のいくつかです。
・まだ治療法がない関節炎(世界で3億5千万人の患者がいる)に対して、Wntリバランス薬を膝に投与。検査対象者の全員の症状が改善し、更に新しい軟骨が成長していた。
・癌に対して適切なWntシグナルを送らせることで、被験者の80%で腫瘍の成長が停止。致死率の高い膵臓癌患者の別の検査でも癌の成長を抑えることに成功した。
人類は、今は治療法がない病気や、治療困難な癌に対しても、
克服できる時代が来るのかもしれませんね。
まとめ
Appleの元CEOである故スティーブ・ジョブズも、「21世紀最大のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交差するところで起こる」と予測していました。
今後長い目で見て伸びることは間違いないと思いますので、今のうちからバイオ関連に投資してみたいと思います!将来どうなるのか楽しみです。
長くなりましたが、この辺で。
本日も良い一日を!
参考文献
[1] 『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』
[2]『今後10年間で最大の投資チャンス?「イモータル・テクノロジー」』
[3]『【2021年最新】ユニコーン企業とは?上場済み/予定の注目のユニコーン企業も紹介!』
https://www.bridge-salon.jp/toushi/unicorn/